今年のW-KEYAKI FESについて思うこと
※今回は文句が多めの記事なのでご了承下さい。
昨年夏に開催された「W-KEYAKI FES」が今年も開催されると発表されました。
これは櫻坂46と日向坂46の合同ライブのことで、この2つのグループは
欅坂46とけやき坂46(ひらがなけやき)がルーツであることに由来しています。
昨年は3日開催のうち、2日はそれぞれのグループの単独ライブで、最終日は
2グループ合同のライブという形でした。
昨年は昨年で、欅の名前を冠している割には欅坂・ひらがなけやき時代の曲が
全然セットリストにないということで物議を醸しました。
私はチケットが取れなかったので配信で見ていましたが、期待していた曲が歌われなかったので少々物足りない感はありました。
しかし、セットリスト問題については、今年の分は蓋を開けてみないことには分かりませんのでまだ論じません。
今年は概要が発表されてすぐ、また別の残念な点が出てきてしまいました。
問題点① ほぼ名前だけと化した合同イベント
4日間開催されるそうなんですが、
1日目 日向坂
2日目 櫻坂
3日目 日向坂
4日目 櫻坂
合同ライブは??????
日数が増えた代わりに合同ライブが消滅し、各単独ライブを2回やるという
よく分からないことになりました。
櫻坂2日目(最終日)は卒業を発表している原田葵さんの卒業コンサートを兼ねているそうなので、その影響ではという意見も散見しますが、だからといって合同ライブが不可能ということは無いと思うので、何故消えたのかが不思議ですね。
そもそも合同ライブをやらないことは、運営にとっても不利益のはずです。
おそらく、両グループを同じ熱量で推しているファンよりも、片方のファンクラブにだけ入っているという人の方が多いかと思います。
「普段は櫻坂(日向坂)のライブしか行ってないけど、この機会に櫻坂(日向坂)のパフォーマンスも見てみたい」という層は確実にいます。
自分の好きなグループの方で手一杯なので、単独ライブに行くほどの熱量ではないけど多少興味あったという人たちが、もう一方のグループと接する機会の損失に繋がります。これでは折角両方のファンになり得た層を取りこぼすことになります。
私もライブは日向坂の方しか見たことがなく、櫻坂のライブは現地参戦したことはありません。でも一度くらいは見てみたいとは思っていて、それ故ケヤフェスに期待をしていたのですが肩透かしを食らったような気分です。
イベントのコンセプトがこのような両グループのファンへの相互理解?的なものだと
思っていただけに、残念でなりません。
また、合同ライブでは両グループのメンバー同士の絡みだったり、お互いの曲を歌うといった合同ならではの要素があるはずだったので、それが見れないのももったいないですね。
かといって、片方のグループをシークレット扱いにして当日まで告知なしで登場させたりなんかしたら、運営は炎上必至でしょうね。
問題点② チケット最速先行は両方のFCへの加入必要
今回最も物議を醸している点がこれで、合同ライブは無くなったのにも関わらず
両方のFCに入っていないと最速先行に応募すらできないという状態になっています。
昨年は合同ライブも片方のFCに入っていれば応募できました。
合同ライブの応募で、両FCへの加入が必要というのなら分かるんですけど…
これはFCへの両方加入を促すための施策なのかもしれません。
確かにガチ勢には応募の為に加入する人はいると思いますが、
チケ取りが終わったらすぐ解約する人が大半でしょう。
一時的に加入数は増やすことはできるかもしれませんが、長続きしない層に
加入させても意味は薄いかと思います。
それなら合同ライブを開いて、お互いのグループのパフォーマンスを
見てもらって長続きするファンを獲得する方が効果的でしょう。
来年は開催するのか分かりませんが、やるのであればこういった点を改善してくれたら嬉しいですね。